不動産購入に関するQ&A

不動産購入に関するQ&A

Question.1 頭金はどれくらい貯めればいいの?
物件価格の2割程度は準備しましょう!

一般的に頭金ですが、希望物件価格に対しての2割以上が理想とされています。各金融機関のローン商品も多様化しているので、全額の融資も可能になっています。(勤務先、年収、勤続年数などにより異なります)「頭金0円でも購入可」という広告も見かけることもありますが、諸経費は別に必要になります。頭金がいくら必要かは人それぞれなので、不動産会社の担当者に気軽に相談してみる事をお勧め致します。

Question.2 諸経費って何だろう?
物件価格の他にも3%から8%くらいの諸経費が掛かります!

諸経費とは、不動産を購入する場合にかかる税金や登記費用、ローン保証料などのことです。新築分譲マンションの場合で物件価格の3から5%、仲介マンションの場合、仲介手数料も必要なので、6%から8%程度をみておく必要があります。

そのほかに、家具、カーテン、照明などのインテリアにもお金が必要ですが、知恵と工夫次第で格安に仕上げることもできます。あとは引越しの際の費用も忘れずに考えましょう。

Question.3 ローンは誰でも組めるの?
いくら借りれるか?ではなく”いくら返せるのか”が大事です!

一定の収入があり、金融機関の審査を通ればローンを組むことは可能です。しかし重要なのは「いくら借りられるか」ではなく「いくら返せるか」なのです。毎月の生活費もチェックして、苦しくならないように考えましょう。
今、賃貸住宅に住んでいる人は、毎月の家賃とローン返済額を比較してみると分かりやすいかもしれません。

具体的な相談は、新築分譲マンションであれば、不動産会社のモデルルーム、仲介マンションであれば、不動産会社のお店で対応してくれます。お金のことなのに「なぜ不動産会社?」と思うかもしれませんが、住宅ローンは、
「物件の条件」が分からないと、組めるかどうか判断がつきませんので、まず不動産会社に相談するとその様な手間が省けます。また、あなたに代わって複数の金融機関と相談してくれるので便利です。

Question.4 親からの援助は税金がかかるの?
贈与は4000万円まで非課税になります!

頭金がなくてどうしよう、と悩んでいる人にとって嬉しいのが親からの援助です。
通常、資金援助を受けると贈与税がかかりますが、毎年の贈与税の基礎控除110万円にあわせて、最大で1,500万円まで非課税になる「住宅取得等資金の非課税制度」が利用できます。さらに、最大2,500万円まで非課税となる「相続時精算課税制度」を利用すれば、最大で4,000万円まで税金を支払わずに親からの援助が受けられます。

※適用を受けるためには、対象となる要件を満たす必要があります。
※また、非課税になる金額も条件によって異なります。

Question.5 新築と中古はどっちが良いのだろう?
綺麗な物件なら築浅の中古物件がねらい目!

新築マンションのメリットは、何と言っても、きれいで設備が充実していることです。
またローンや税制の面でも有利な場合があります。一方デメリットは、同じ立地なら中古と較べて高いことです。またエリア限定で探している人にとっては、希望の物件が売りに出されていない場合もあり、購入のタイミングが難しいこともあります。中古マンションのメリットは、まず割安なこと、実物を目で見て確認できることです。

一方デメリットは、内装状態が悪いものはリフォームが必要になること、また設備が新築に較べて見劣りすることがあります。しかし最近では築年数の新しい物件も出ているので、設備に重点を置く人は、こうしたマンションを狙うのもひとつの方法です。

Question.6 不動産広告はちゃんと見たほうがよいの?
重要な事は細かい字の中に沢山隠れているのです!

不動産広告は、間取や外観、室内写真など物件の特徴が示されている部分と、物件の概要や法令の規制、各種注意事項などが書かれている部分があります。大きく掲載されている写真などに目が行きがちですが、細かい文字で書かれている部分もよく見ておくことが重要です。また広告により不動産会社の信頼度も分かります。「最上級」「希少」などの表現が見られる誇大広告を実施している不動産会社には注意しましょう。

Question.7 現地見学はしたほうがよいの?
徒歩○分には注意が必要!雰囲気を自分の足でたしかめましょう!

最寄り駅から物件までの距離、所要時間などは、実際に現地を訪れて確認することが重要です。例えば「徒歩○分」は女性の足だともう少しかかるかもしれません。また周辺環境や駅からの道のりなどは、曜日・時間帯などを変えて、何度か訪れてみることが重要です。実際の生活をイメージして現地見学をすると、思わぬ発見も多いものです。

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